Kinder- u. Jugendliteratur
児童書の展示会へ。
子供ばかり。
隣に座って本を読んでいた子が、涙を流すほどに笑い転げていたので、
引率の先生が何がそんなに面白いのか教えて?と話しかけていた。
その子は、まともに話すこともできないぐらいに笑っていたから、
つい先生も私もつられて笑い出す。
こんな本の読み方ができるなんて、いいなあ、と思う。
ある女の子は、展示室の片隅で一冊の本をずっと読んでいた。
途中で退室しなくてはならなくなり、悲しそうな顔をして、部屋を去っていった。
お母さんかお父さんにまた連れて来てもらえるといいね、と思いながら見送る。
集中して本を読みすぎて、グッと疲れて、いつものカフェに向かう。
なぜか、横断歩道を渡ってきた人にコーラスに入らないかと誘われる。
その人が口にした言葉が、私が次の本のタイトルにと考えていた言葉だったので、
これはいけるんだな、と思う。
今、新たにいただいている本の話が3冊。
緑の多い場所にもう一つ部屋を借りようかな。
そういう場所にこもって本を作りたい意欲がムクムク湧いてきた。
本を書く意味が、ようやくわかった。
ということで、いつかと思っていた老舗のお店で名刺を発注する。
メールアドレスさえ載せていないシンプルな名刺。
Because I'm just me.